タコノマクラの見上げた空は。




by SUKASHIKASHIPAN inTUKUBA
「またまた夜中に不審な行動...」 秋谷

2週間ぶりに大潮が巡っていた週末。

22時前後に干潮を迎える海に行って来ました。

 

海岸通りを南へ。

 

風がなくて透き通った空気の夜空は、満天の星空。

街灯の少ない(...つまり田舎ってこと?)三浦半島は、とにかく星がきれいです。

潮が引いて、汀線の白波は沖合いへ遠のいています。

 

手頃な磯場に降りてみました。

 

...っと、いきなり滑って転びました。

 

暗がりに目をこらしてみると...見渡す限り「ひじき」が生えてました。

まるで、ギリシャ神話で出てくる妖怪「ゴーゴン」さながらに岩を覆い尽くすほどになっているところあって、こいつに足を取られてしまったようです。

こいつはかなり危険です。

でも、タカラガイはこのヘビ髪の下にいるはず...

071209午後105528

いました。メダカラです。

ちょっとした岩と岩の隙間で、じっと潮が満ちてくるのを待っているようでした。

水中では外套膜が殻を覆っていて、海藻や岩と見分けがつきにくいのですが、干潮時は外套膜を閉まっているので、ライトを当てると鈍く光って探しやすくなります。

 

でも、今日の目当てはハツユキダカラの生体。

今までにも打ち上げ個体はたくさん採取しましたが、ツヤのある生体は見たことがありません。

ハツユキダカラを求めて、さらに岩の陰を探していきます...

071209午後105450
体長35mmほどのハナマルユキです。

これも、外套膜をほとんど閉じているので、ライトを当てると黒光りして、すぐに見つかりました。

 071209午後105459

急速に潮が引いた後は、急速に潮が満ちてきます。

あまり磯場を歩いている時間はありませんでしたが、それでもあちこち回っていると、メダカラハナマルユキシボリダカラコモンダカラの生体を見ることができました。


キイロダカラはすべて死骸で見つかりました。

生体を見かけることが少なくなってきた種類の一つです。


目当てのハツユキダカラに至っては、生体どころか打ち上げ個体を一つ拾えたにとどまりました。

2月ほど前には波打ち際で大量に見つけることができたのに、今はまったく見かけることができません。

低温に耐えられない種から、次々に死滅していくようです。

 















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